古い時代から重用されていたハーブ バーベイン
穂状花序の下の方から、小さな花が咲きあがろうとしています。 「これは何かな?」 バーベナの仲間でハスタータと呼ばれます。 ハーブの世界では「ブルーバーベイン」と呼んだ方が通用しそうです (^v^)。 普通は青紫色の花ですが、写真の個体群は淡いピンクですね。 調べてみましたら、青系と白系と桃色系統があることが分かりました。 呼び名としては「ピンクバーベイン」と呼んだ方が妥当なのかも知れません。 バーベナはとても種類が多く、情報もごちゃごちゃしている感じでした。 初夏から秋口まで花を咲かせ、切り戻すと、また咲き出すとか! 丈夫な宿根草で、植えたままでも良く育ち、こぼれたタネで増えるそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : Verbena hastata ● 原産 : 北アメリカの東部 ● 分類 : クマツヅラ科クマツヅラ属 さて、ハーブとしての効用等も知りたいところですよね。 驚いたことに「キリストの出血を止めた神聖なもの」とされているのです。 古い時代から重用されていたということでしょう。 基本的な効用は精神的な疲労をやわらげる鎮静作用です。 不眠症の改善、安眠効果が期待できるようです。 消化器系にも有効らしいのですが、余り詳しく分かりません。 ハーブティとしていただく場合、少し苦みがあるのでブレンドするとのこと。 花としてかわいらしく、効用も多い有用な植物です。 ただ、子宮刺激作用があるので、妊娠中は控えた方が良いとのことでした。