オジギソウが巨木に化けたような姿で淡い紅色の花を咲かせます。 「これは何かな?」 マメ科(ネムノキ科とする説もある)のネムノキ(合歓の木)です。 実は、確かにオジギソウやアカシア(ミモザ)とは近縁なのだそうです。 夜には葉がぴったり閉じて、まさに眠ってしまったように見えます。 正直な話、昔、オジギソウがネムノキに育つのだと思っていました。(=^_^=) (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Albizia julibrissin" ● 原産 : 日本、中国、南アジア ● 分類 : マメ科ネムノキ属 日本では、オギジソウは草本でネムノキは木本という扱いです。 ただ、このオジギソウ、原産地ブラジルでは樹木に近い雑草だとか。 一方、ネムノキは東北地方でも越冬できるので、巨木になります。 よく観察すると、枝や葉の出方が違うそうですが、本当に良く似ていますね。 ところで、ほぼ毎年、ここにやってきて花の咲き方を眺めます。 丁度、花が咲き出す頃になると、チョウトンボが飛び交うようになるのです。