不思議な色合いの清楚な花が咲いています。 「これは何かな?」 イソマツ科という聞いたことのない科で、プルンバゴと呼ばれるそうです。 実はプルンバゴは属の名前で、種の名前はアウリクラタと言います。 でも、プルンバゴで通じるようでですね。 ルリマツリ(瑠璃茉莉)という和名も持っているようです。 夏の暑さにはめっぽう強いけれども、冬の寒さにはいちころとか。 切りつめて室内に持ち込むことになるのでしょうね。 もう少し温暖化が進めば別ですが、現在は鉢植えの方が良さそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Plumbago auriculata (=capensis)" ● 原産 : 南アフリカ、アジア、オセアニア ● 分類 : イソマツ科プルンバゴ属 普通は淡いブルーの花ですが、白い花もあります。 こちらはアルバと呼ばれているようですね。 葉が濃い緑色なので、こちらもなかなか良い雰囲気ですね。 どちらも夏場に驚くほど急激に成長して、日本では1m程度になります。 半蔓性の枝先に花を賑やかに咲かせます。 秋も深まると紅葉して、冬には地上部が枯れてしまうそうです。 このような生活は日本での話で、元来は常緑の蔓性低木なのですね。 気温が一定以上(10℃以上)あれば、一年中でも花を咲かせるそうです。 資料では赤い花もあり、ただ流通量は極めて少ないとのことでした。