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修学旅行で通った寺の参道を思い出させるキンモクセイ

修学旅行で通った寺の参道を思い出させるキンモクセイ

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夕方、散歩に出掛けてみました。
この季節の街角は、とても愉しくて、いろいろなものが目に留まります。
そして、この季節を象徴するのがキンモクセイの芳香でしょう。

最初に目に留まったのは、少し色付き始めた温州ミカンでした。
花壇にはユリオプス・デージーやコスモス等、キク科の植物が目立ちます。
そして、キンモクセイが元気に輝いて、こんなにあったのかと驚きますね。

今年は夏が長かったのか、咲き出すのが少し遅かったようですね。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Osmanthus fragrans var. aurantiacus"
 ● 原産 : 中国南部
 ● 分類 : モクセイ科モクセイ属

近くにある大きな市のスポーツ施設への誘導路にもたくさん咲いていました。
品の良い芳香の間を歩くと、修学旅行で歩いた京都・奈良を思い出します。
その秋、清水寺への参道がキンモクセイの甘い香りに包まれていました。

それは高校時代に話ですが、まるで旧制高校まがいの校風がありました。
時代錯誤のようなバンカラ気質が学校全体にまかり通っていたのです。
どうやら、現在ではなくなりつつあるようですが、まだ少し残っているとか。

秋風が流れる都は、今も変わらない時の流れを刻んでいるのでしょうか。


 キンモクセイのお話は2回目ですので、少し別の話になりました(笑)。バンカラって分からない方には全くピンと来ないですよね。なんと、ほぼ3年の間、腰に手ぬぐいをぶら下げ、真冬以外は下駄で通っていました。最も尊敬されていたのは、おそらく応援団の団長だったろうと思います。大正時代の話ではないんですよ。まぁ現在では応援団は維持できていない状態だそうですが、生徒の風貌には、十年ぐらい前まで残っていたらしい当時の雰囲気が残っているのだそうです。


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