お盆近辺で流通するようになる、おちゃめな野菜です。 「これは何かな?」 食べられるのでしょうが、どちらかというと観賞用の「おもちゃかぼちゃ」です。 メキシコ等を原産地とする小型のかぼちゃで、いろいろな形があるようです。 写真は、イメージとして最初に浮かんでくる瓢箪型または洋梨型ですね。 ご覧の撮り、それぞれ個性がありますが、下半分が緑で上が山吹色です。 未確認ですが、どうやら、スモールバイカラーと呼ばれる品種のようです。 上半分の山吹色ですが、大きさや形は違いますが、どこかで見た色では? ハローウィンで登場するオバケかぼちゃと同じ色ですね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Cucurbita pepo var. ovifera" ● 原産 : メキシコ北部 ● 分類 : ウリ科カボチャ属 あらためて調べてみると、かぼちゃって、いろいろな新種がありますね。 大きさ(重さ)もおもちゃかぼちゃの30g級から300Kg級まで見られます。 大きいのはアトランティックジャイアントと呼ばれる種ですね。 日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ等と分類されます。 でも、原産地はメキシコで、日本にはポルトガルから伝わったとされます。 カンボジアからではないんですね。 学名を見て分かりますが、おもちゃかぼちゃはペポと呼ばれる系統です。 この系統は食べられますが、多くはせいぜいスープに使う程度だそうです。 畑でタネだけを収穫して、実の部分は廃棄されるのだそうです。へぇ