前回は白い実の方を紹介しましたペルネッティアです。 今回は、濃いピンクと薄井ピンクをダブルで持ってきました。 流通名の「真珠の木」というイメージからは遠くなってしまいますね。 まぁ、それでも、この濃いピンクの花は、とてもかわいらしいと思います。 枝先にたくさんの実が付くんですね。 やはり、独特の光沢があって、万両や千両とは少し違う印象です。 成長が緩やかなので、大量に増やすというタイプの植物ではなさそうです。 そのため、流通価格が少し高めになってしまうようですね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Pernettya mucronata または Gaultheria mucronata" ● 原産 : チリ、南アメリカ ● 分類 : ツツジ科ペルネッティア属 ツツジ科で耐寒性のある常緑低木に分類されます。 小さくてベル型の花が咲くのは初夏(5〜6月前後)のことです。 実がない時期には流通していないようですが、是非見てみたいですね。 たくさんの品種があって、ある資料には23種が掲載されているとあります。 色で言えば、紫や赤褐色もあるということですね。 この仲間にはアセビやエリカといった寒い時期に咲き出す種が多いですね。 晩秋から初春に掛けて、とても重宝な植物たちです。