気品のある花色と姿 バジル‘ダーク・オパール’
濃い赤紫色の葉、同色の茎先に淡いピンク色の花が咲いています。 「これは何かな?」 アメリカで品種改良された熱帯アジア原産のハーブです。 英名でダーク・オパール・バジル( "Dark opal basil" )と呼ばれます。 もしくはバジル‘ダーク・オパール’でも良いのでしょうね。 花の形は、いかにもシソ科らしく、唇形をしています。 葉の様子は、緑色のバジル(スウィート・バジル)と違って平坦に見えます。 元来、多年草ですが、日本の気候では一年草として扱われるようです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Ocimum basilicum cv. Purpurascens ( Dark Opal )" ● 原産 : 熱帯アジア、イラン、中東(アメリカで改良) ● 分類 : シソ科メボウキ属(オキムム属) バジルには、強い強壮作用と殺菌力が認められます。 ハーブティにもなるとも聞きますが、まだmいただいたことはありません。 最もポピュラーなバジルの利用方法は料理でしょうね。 肉料理、スパゲッティ、スープ等に広く利用できます。 ただ、ダーク・オパール・バジルの方は余り利用されないようですね。 むしろ、色と香り付けを主眼として、ハーブ・ビネガー作りに利用されます。 赤いルビーのような酢が出来上がります。 でも、最も気の利いた利用方法は「鑑賞用」ではないでしょうか。