かわいい感じ! ウモウゲイトウ(羽毛鶏頭)
昔、ケイトウと言えば、読んで字の如く「鶏の頭」のイメージでした。 それはトサカケイトウ(鶏冠鶏頭)という品種です。 不思議な波を打ったような花序の形状がユニークでした。 近年は、炎のように燃え上がったウモウゲイトウが多いようです。 時に、花房が球状のクルメゲイトウ(久留米鶏頭)も見掛けます。 ヤリケイトウ(槍鶏頭)という矛先のような形状の花もあるようです。 花色はカラフルで、赤・黄・橙・桃、それから白があります。 イメージは「夏の花」ですね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : Celosia cristata ● 原産 : 熱帯アジア〜インド ● 分類 : ヒユ科ケイトウ属 他に、花序が細長い筒のようなケイトウ「ベネズエラ」があります。 これは「野ケイトウ」の改良種です。 資料には3倍体なので不稔性で花期が長いと記載されています。 「野ケイトウ」は、意外にも日本の野生種です。 学名は "Celosia argentea" ですから、別種ということになりますね。 これは知りませんでした(勉強になります)。